車検の検査項目に入っていなくても、実は劣化が進みやすい消耗品があります。車検のタイミングは、車を預けている・見てもらっている状態なので、こうした消耗品をまとめて確認してもらう絶好の機会です。この記事では、車検と一緒にチェックしておきたい消耗品を紹介します。
車検の検査項目には入っていない、意外な消耗品
バッテリー
バッテリーの寿命は、一般的に2〜5年程度とされています。輸入車は電子制御の項目が多く、バッテリーの状態が電装系の不具合につながることもあります。車検の検査項目そのものではありませんが、電圧のチェックを一緒に依頼しておくと安心です。
ワイパーゴム
見落とされがちですが、紫外線や経年劣化でゴムが硬化し、拭き取り性能が落ちていきます。特に降雪地域では、冬本番前のこのタイミングでの確認が理にかなっています。
エアコンフィルター・エンジンフィルター類
輸入車はフィルター類の交換サイクルが車種によって異なります。車検の点検時に、あわせて交換時期を確認しておくと、後から別途依頼する手間が省けます。
冷却水(クーラント)・各種フルード類
ブレーキフルードやクーラントは、年数で劣化していく液体です。車検の点検項目に含まれることもありますが、店舗によって確認の深さが異なるため、気になる場合は自分から確認を依頼するのが確実です。
なぜ車検のタイミングでまとめて見るべきか
リフトアップの機会を無駄にしない
車検では車両をリフトアップして下回りを点検します。この機会を活かして、普段は見えない箇所の消耗品もまとめて確認してもらうことで、後日また別に来店する手間を省けます。
部品の取り寄せ期間を1回で済ませられる
輸入車の部品は取り寄せに時間がかかることがあります。車検で交換が必要な部品と、消耗品の交換をまとめて依頼すれば、部品の取り寄せ待ちも1回で済ませられます。
元ディーラー営業からのアドバイス
見積もり相談の際、「車検の項目以外でも、気になる部分があれば教えてください」と一言伝えておくと、店舗側も消耗品のチェックを念入りに行ってくれることが多いです。受け身で「言われたことだけやってもらう」より、自分から一言添える方が、結果的に丁寧な点検につながります。
まとめ:車検は「消耗品の棚卸し」のチャンス
車検の検査項目だけに気を取られず、バッテリー・ワイパー・フィルター・フルード類といった消耗品もまとめて確認することで、次の車検までの安心感が大きく変わります。リフトアップや預け入れの機会を、無駄なく活用してみてください。
次回以降も、輸入車の車検にまつわる実践的な情報を、元ディーラー営業の視点から発信していきます。

